都市鉱山事業について
OUR MISSION
次世代に向けた豊かな環境の実現を目指します。
私たちは、廃棄される家電等から有用金属資源を再利用する「都市鉱山」を
回収する設備を開発・製造しています。
What is
都市鉱山とは
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都市鉱山に眠る貴金属(金・銀・銅・プラチナ・パラジウムの5元素)の大部分は、電子基板に含まれています。
国内においては2013年4月に小型家電リサイクル法が施工され、金属回収を進めていく一方、不法に海外へ持ち出され、環境規制等が十分整備されていない輸出先国で、金属などを取り出しています。その過程で有害物質が流出し、環境汚染や健康への悪影響が懸念されています。 -
有害物質を含む家電の部品(プリント基板)が混ざった廃棄物が日本から輸出され、海外で環境汚染をもたらしている中で、私たちは使命をもって、不正輸出を防止し、不要になった家電及びプリント基板から、環境へダメージを与えない画期的な装置「有用貴金属回収設備(都市鉱山回収設備)」を使用し、圧倒的な金属回収率で有用金属類を抽出し、日本の資源として再利用していきます。
Service
都市鉱山における基板熱分解炉設備の開発製造及び販売
低温熱分解炉の形状、二次燃焼炉の改良、集塵機を設置することで、排ガス測定試験を行うに至り、排ガスの分析結果を基に、環境基準値を考慮した仕様の設備設計が可能となる。また、自社の実験施設にて、炭化処理実証実験を行い、基板熱分解炉設備の量産へ向けての最終段階へ進み、更なる炭化処理の高効率化、排煙のクリーン化を目指し
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有用貴金属回収装置
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都市鉱石(炭化基板を粉末化したもの)
Equipment
基板熱分解炉設備
- 基板処理量 : 約 3.0トン / 日
- 使用燃料 : 灯油
- 燃料使用量 : 約 100L / 月
- 運転時間 : 24時間連続運転可能
- 使用添加剤 : 濾過助剤 ・ 消石灰 ・ 活性炭 etc...
Process
都市鉱山事業の基本プロセス
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1. 基盤仕入
原料の基板仕入
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2. 基板熱分解処理
• 基板処理量 約3.0トン / 日
• 基板熱分解処理を行うと、処理後基板は約25%減容する -
3. 破砕機・分別
• 基板実装品の鉄スクラップと処理後の基板を分別する
• 破砕機で処理後基板を粉砕
• 15%凝縮された鉱石を生成 -
4.レアメタル精錬
完成した鉱石は、レアメタル精錬業者に、精錬依頼をかける
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5. レアメタル販売
精錬されたレアメタルを販売、又は、保管する